境内案内

本堂

  • 本堂
  • 本堂

105坪。縦7間半、横9間半、木造瓦葺。ご本尊様を安置する寺での大切な堂宇です。
永禄12年の9月ごろ、仏殿建立を計り、旧臨済宗寺院であった一乗寺を改修改築して堂宇を創建しました。

181年後の寛永2年11月3日、第10世洞岳継宗のとき、山梨、柴田両氏を始め、檀信徒の方々のご協力を得て、新しく堂宇が再築されました。
そのため、洞岳は中興開山と称されます。
現在の本堂がこれで、現在に至るまで200と数十年に及ぶ風雪を経過した堂宇であることがわかります。
本堂内の扁額は、入口にかかる「妙満」は岸沢唯安老師の書、内陣の「一乗寺」は全久洞門書、本堂内右側には「莫忘想」左側には「転法輪」が掲げられ、ともに永平寺の副貫首を務めていたころの丹羽禅師の墨蹟です。
この他、澤田政廣の地蔵尊、鎌倉時代の作である古仏の地蔵尊は新旧の対象を見せ、宝冠阿弥陀如来(県文化財)、梅花観音、水子地蔵尊なども安置されています。

  • 木造宝冠釈迦牟尼如来像

    県の有形文化財 宝冠阿弥陀如来坐像

    「最澄と天台の国宝展」等にも出品されたことがある、静岡県の有形文化財です。

    京都仏子2派のうち、院派仏子の流れを汲み、さらに院範または院雲に近い位置にいた仏師が制作したものだと推定されます。

    木像は面部や頭髪、両手先と両足先の爪など細かい部分まで彫り込まれており、非常に丁寧に仕上げられています。
    面相部は頬の張った丸顔で、眉・眼を長く表しています。鼻は丸みを帯び、唇は薄く抑揚がありません。体部は肩幅があり厚みを持つと同時に、脚部は 左右に幅を持たせている為、安定感のある作品となっています。

  • 開山堂

    開山堂

    一乗寺開山哉翁宗咄大和尚を祀っています。
    以前の開山堂が老朽化したことや、檀信徒様の増加に従い、昭和23年に医は移動とともに再築落慶しました、正面中央に聖観音像を挟んで右に高祖道元禅師、左に哉翁宗咄の両尊像を拝しています。

  • 心境池

    心境池

    昭和15年11月、国で皇紀2600年の式典を行った際、檀信徒様と協議して庭池築造が決定、設置されました。
    数々の木々にふちどられた池では鯉が泳ぎ回り、傍の休憩所から風流な風景を眺める事ができます。

  • 鐘楼

    一乗寺の鐘楼は、奈良朝時代の伽藍の配置と同じで、経蔵と東西対象に建てられています。元は寛文2年の秋彼岸に建立され、縦4尺8寸の梵鐘がかけられました。昭和29年に入り、26世代に再鋳、京都の糸地が制作にあたり、5月22日に式典が挙行されました。朝夕はもとより、荷中の寺宝や除夜の鐘として親しまれ、近隣に美しい音色を響かせています。

  • 永平77世 丹羽廉芳禅師坐像

    朝比奈駿河守信置公像

    当山25世・永平77世貫首 瑞岳廉芳禅師を祀る石像です。
    曹洞宗梅花講を全国に普及させることに尽力し、海外の宗教指導者とも積極的に交流されました。

  • 朝比奈駿河守信置公像

    「用兵に長けた軍略家」「戦国の三駿河」朝比奈信置とは

    武田氏の戦略や戦術を記した軍学書、「甲陽軍鑑」の表記では、用兵に長けた軍略家とされています。武田家譜代の重臣からも敬意を払われていたといわれ、外者でありながら名前に武田信玄の「信」の文字を賜っていることから重用されていたと推測することができます。駿河守の官位から武田家の板垣信方、毛利家の吉川元春と共に「戦国の三駿河」と称されました。

    信置は1528年に駿河の館で生まれ、元服してからの初名である「元置」も、今川義元の字を賜ったものだといわれています。西三河地方の覇権を巡り勃発した、織田信秀と今川義元と戦い「小豆坂の戦い」では先陣を務めました。この戦いでは信置の奮戦もあり、見事今川軍が2戦目で織田軍をうち破りました。
    桶狭間の戦いで今川軍が敗戦、今川義元の討死後は次期今川家当主・氏真の元に仕えていましたが、武田信玄から誘いを受けたこともあり、武田家に移る事となりました。

  • 坐禅堂・輪蔵(静岡市指定文化財)

    坐禅堂輪蔵

    寛永2年5月。山梨平四郎が建立し、先祖の守本尊である虚空蔵菩薩を安置しました。
    輪蔵は経庫、蔵殿、単に経蔵とも言われ、経巻を収蔵する建物です。当山の物は、寛文11年黄檗板一切経が収められていた六角廻輪の経蔵です。
    黄檗板鉄眼版は若干の欠巻こそあれ殆どが保存されており、経蔵自体もこの地方にしては珍しい経蔵となっています。

  • 釈迦堂(永代供養塔)

    永代供養塔 釈迦堂

    当山の永代供養塔です。お骨箱を棚に安置させていただき、年に一度、永代供養祭を行います。
    50回忌まで追善供養し、その後、合祀とさせていただきます。
    ご相談によって、最初から合祀を行うことも可能です。

  • 永代供養について

    【供養料について】
    ・永代供養料につきましては、個別にご対応させていただいております。恐れ入りますが、直接寺院までご相談ください。

    【利用者について】
    ・永代供養納骨堂を利用できるのは次の該当者となります。
    1.当山檀信徒
    2.当山檀信徒以外でも、仏教徒であり、申込み後は当山の宗旨に帰依する者(※追善供養は、曹洞宗の法式にて厳修致します)。

    【目的】
    ・宗教法人庵原山一乗寺の設置する永代供養納骨堂は、後継者の居ない継承の難しい方の為にその菩堤を末永く安らかに供養することを目的としております。

    ※永代供養に関するお悩み・ご相談は、個別に伺います。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
    TEL:054-366-0182