“ひとたびは涅槃の雲に入りぬとも 月はまどかに世を照らすなり”
これは、静岡市葵区羽鳥「洞慶院」発祥の梅花流詠讃歌の一節です。
月は、たとえ雲にかくれたとしても、夜空の上に必ず在り、
消えてなくなることはありません。
同様に、いまは亡き人もきっとどこかで
私たちのことを見守っていてくださると信じております。
当寺は、お釈迦さまの教えをよりどころとし
悲しみ苦しみが多いこの世の中で、心の闇を照らします。
ご先祖さまや、自分の心と静かに向き合える時間を大切にし
先に逝った方が「もう一度、生まれ変わりたい」と思える世界を
ともに考えて参りたく存じます。
不安なことや、わからないことがございましたら
どんな小さなことでも一人で悩まず、まずはお寺までご相談ください。