「暁天坐禅会vol.187」(静岡市) | 宗教法人 一乗寺

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  • 第187回 月例坐禅会(参加者:18名)
    (※2月1日の投稿を失念しておりました💦あしからず)
    2月に入り、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなる中、1日早朝、月例坐禅会を開催いたしました。
    本日は、初めてご参加くださった方も数名おられ、
    有り難いひとときとなりました🙏
    この寒さの中、
    1月末には身近なところで訃報が続き、
    あらためて、人とのつながりや「命」について
    深く考えさせられる時間となりました。
    その中には、
    子ども食堂の立ち上げから長年お世話になった
    山下さんとのお別れもありました。
    (※ご家族の方のご承諾を得て、お名前を掲載しております)
    当寺では約3年前より、
    「いはら子ども食堂ホームタウン」という活動を続けてきました。
    主に小学生の子どもたちを中心に、
    月に一度、無償で温かい食事を提供する取り組みです。
    この名前は、地元で活躍するバンド名に由来しています。そして今般、発起人として共に歩んできた山下さんが、60代という若さで旅立たれました。
    「これから」という思い、
    ご遺族のお気持ちを思うと胸が締めつけられ、
    私自身も深い喪失感の中におります。
    * * *
    お釈迦さまは、
    愛別離苦(あいべつりく)という苦があると説かれました。これは、愛する人と別れなければならない苦しみです。
    作家の井伏鱒二さんは、
    唐代の漢詩『勧酒』の一節を
    「さよならだけが人生だ」と表しました。
    人生には、別れがつきもの。
    だからこそ、一期一会が尊い――
    そうした教えでもあります。
    「人と出会ったからには、
     いつかはお別れをしなければならない」
    これは世の理(ことわり)ですが、
    いざその場面に立つと、
    何を考えてよいかわからなくなるものです。
    悲しみや失意など、さまざまな感情が湧き起こります。
    若い頃は、
    「それならば、あまり人と深く関わらない方が…楽なのではないか」
    そんなふうに考えたこともありました。
    けれど今は、
    人と出会うからこそ、人生には深い味わいが生まれる。
    喜びも、悲しみも、
    すべてが人生の大切な一ページなのだと感じています。
    もちろん、
    ご家族や近しい方にとって、
    大切な人との別れは到底受け入れがたいものです。
    しかし、たとえお身体はお隠れになっても、
    共に過ごした時間や、教えていただいたことは、
    決して失われるものではありません。
    どうか無理をなさらず、
    それぞれのペースで、
    できることから一歩ずつ、ゆっくりと歩んでいきましょう。
    ご家族の皆さまが健やかに歩まれることを、
    亡くなった方は、きっと一番願っておられるはずです。
    私自身も、
    山下さんをはじめ、先に旅立たれた多くの方とのご縁を胸に、
    これからも、子ども食堂、坐禅会、そしてお寺の営みを一日一日噛みしめるように続けてまいります。
    一乗寺住職
    合掌
    ☀️次回の「月例坐禅会」は
    日時:2月15日(日) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
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