「暁天坐禅会vol.119」(静岡市) | 宗教法人 一乗寺

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  • 🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
    暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。


    第119回坐禅会(参加者:10名)

    ・新年度に入り、新たなお仲間も増えご一緒に坐禅を組みました。

    ・さて、去る3月24日は、お寺のとなりにある「庵原こども園」の卒園式でした。
    よく「お寺の幼稚園ですか?」と聞かれることがありますが、今は静岡市のこども園として運営されています。
    元々はお寺の保育所で、一乗寺の二代前・洞慶院の一つ前の住職である丹羽鐵山方丈が、初代の園長でした。

    ・当時は、境内に保母さんたちの宿舎や木造の教室があり、子どもたちが坐禅堂などで遊んでいたそうです。
    ※余談ですが当山の坐禅堂には、少し珍しい「輪蔵(りんぞう)」というたくさんのお経の本が入った蔵があります。
    この円柱状の経蔵(きょうぞう)は、グルグル回すことができます。これは、チベット仏教の「マニ車」のように回した数だけお経を唱えるのと同じ功徳を得られるという尊い物です。
    ちょうど、先日も当時園児だった方が訪ねてこられ「よくこれを回して遊び場にしていたよ」と懐かしそうに語っておられました。

    ・僕も、かつてこども園の前身の「庵原保育所」に通っておりまして卒園児ということになります。今は、お寺の経営ではありませんが、4年ほど前より私自身「評議員」という形で参画しております。初代園長である祖父のご縁もありますし、何より子どもが好きなので楽しく携わらせていただいております。

    ・卒園式のあと、特別に年長さんが歌を歌ってくれました。その歌の名前が「にじ」というタイトルで、歌詞がとても素敵だったのでご紹介させていただきます。

    ♪こども園で過ごした日々は 大切なたからもの
     友達とはケンカをした日もあったけれど、ラララ虹が虹が 空にかかって
     君の君の 気分もはれて  仲間と出会えて よかった
     みんなのことが だいすき  きっと あしたは いいてんき

    という歌詞を、とても可愛らしい声で元気に歌ってくれました。

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