第158回坐禅会(参加者:10名)
今朝も、早朝から呼吸を整えて静かに坐りました。
坐禅後、朝のおつとめを行い先般の「親子対談」のご報告をさせていただきました
普段から、なるべく対話をするように心がけているつもりですが…父とは離れて暮らしているので面と向かってゆっくり話す時間というのは久しぶりでした。
こうして話ができるというのも大変有り難いことだと改めて感じつつ、私たちにとりましては良き節目となりました。
対談の最後に、私から「(ぜひ参加者の皆様も)ご両親や大切な方と、元気なうち・生きているうちにしっかりお話をしてください。」とお伝えしました。
中には、大切な人を亡くされた方もあろうかと思います。亡くなった方は、目に見えない存在ですが…全く何もないかというとそうではありません。
(心がモヤモヤした時は)呼吸を整え、自分の心の声に耳を澄ませれば…亡くなった方の声に出会うこともあるかもしれません。
人生の道に迷いそうになった時は、心の中の故人様の声に耳を傾けてください。きっと、自ずと答えは返ってくるかと思います。
父からは最後に、「生まれた日 母が死のうとした日なり」という言葉が添えられました。
これから母の日がありますが、母の日の由来は『亡くなったお母さんのお墓にに、娘さんが手紙を送ったのがはじまり』といわれております。自分の誕生日というのは、命がけで産んでくれた母の姿を思い出し、感謝を伝える日でもあります
それぞれの節目の日に、亡くなった方や大切な方とつながりを感じられるといいですね

次回の「月例坐禅会」は、5月15日(水)あさ5時半~/予約不要・参加無料です。
※足を組むのが困難な方には、イス坐禅をお勧めしております。