「暁天坐禅会vol.68」(静岡市) | 宗教法人 一乗寺

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  • 🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
    暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
    第六十八回坐禅会(参加者:9名)
    枕草子にこんな一節があります✍️
    「夏は夜 月の頃はさらなり」
    ☁️🌙☁️
    夏は、夜がいい。
    満月が出てくると、なおさら良い。
    という意訳ですが、
    この時期ふと夜空を見上げますと、満天の星空に悠久の時の流れを感じます🌌
    日本古来の風習の一つである“七夕”は、
    元来お盆行事の一部、すなわちその本質は、ご先祖さまの“御魂まつり”でありました。
    では、なぜ7日7日を“タナバタ”と読むのでしょうか。
    これは、神に仕える巫女の「棚機姫(タナバタ姫)」の伝説から来ているという説と、
    お盆に帰ってくる祖先の標識である「幡(ハタ)」のことであるという説とがあります🎋
    実際のところ、昔は屋外の盆棚や精霊棚のことを「タナバタ」と呼んでいたそうです。
    また、お寺の施食会法要のときには、施餓鬼棚の周囲に五色の幡をたてます。この五色幡は、五如来幡といいタナバタのハタの変形だともいわれております。
    以前は、盆棚や精霊棚のほかに「タナバタ棚」がつくられていて、これをお盆の15日に川に流す習わしもあったということです。
    いずれにせよ、この時期は
    日中の暑さが身体にこたえますので、まずはご自愛ください。
    そんな暑さも和らぐ夕刻から夜にかけて、縁側で夕涼みしながら“先人たちの遺した足跡に想いを馳せる”、これもお盆の大切な過ごし方です🎐
    【次回の「坐禅会」は、8月1日(木)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
    ※7月15日は、お盆のため「お休み」とさせていただきます。

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