お寺 | 宗教法人 一乗寺

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「お寺」
  • 第195回 月例坐禅会(参加者:13名)
    朝からしとしとと雨が降り続き、境内の草木もどこか嬉しそうに見える朝となりました☔
    本日も初参加の方もあり、お足元の悪い中、ご参加くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。🌱
    坐禅後の法話では、「雨」にまつわる禅の言葉をご紹介いたしました。
    "一夜落花の雨、満城流水香”
    (いちやらっかのあめ まんじょう りゅうすい かんばし)
    一夜の雨によって城の花は散ってしまうけれど、その香りは川の流れとともに国じゅうへ広がっていく——。
    良いものは一旦散り落とされたとしても、次第に周りに広がっていくもの。
    一見すると残念な出来事のように見えても、その中には新たな意味やご縁が生まれている。
    そんな見方を教えてくれる言葉です。
    私たちはつい、
    「雨で予定が変わってしまった」
    「濡れてしまうから嫌だな」
    と、雨をマイナスに捉えてしまうことがあります。
    しかし一方で、畑や草木にとっては恵みの雨でもあります。
    同じ出来事でも、見る角度によって景色は大きく変わるのかもしれません。🌿
    ちょうど昨日、一乗寺本堂ではドキュメンタリー映画『大地の再生レポート』の上映会を開催いたしました。
    自然との向き合い方や、災害を未然に防ぐための知恵について、多くの学びをいただく機会となりました。
    私自身、令和4年台風15号の際、お寺の裏山から大量の土砂が流入する被害を経験しました。
    あの時は、水によって大きな被害を受けました。
    しかし、その直後には地域一帯が一週間断水となり、今度はその水を求めて右往左往することになりました。
    憎かったはずの水が、
    今度はなくてはならない存在になる。
    その経験を通して、
    出来事そのものよりも、
    それをどう受け止めるかによって、
    世界の見え方は大きく変わるのだということを教えられました。🌱
    これは自然災害だけではなく、
    病気や老い、
    人との別れ、
    思い通りにならない出来事にも通じるように思います。
    本日お唱えした『修証義』の冒頭には、
    「生をあきらめ、死をあきらむるは仏家一大事の因縁なり」
    という言葉があります。
    生きること。
    老いること。
    病むこと。
    そして死ぬこと。
    私たちは避けることのできない現実と向き合いながら生きています。
    だからこそ、
    起こる出来事を完全に変えることはできなくても、
    その出来事と、
    どのような心で向き合うかは、
    私たち自身に委ねられているのかもしれません。☔
    忙しい毎日の中ではありますが、
    時には立ち止まり、
    自分の心の動きを見つめる。
    そんな時間も大切にしたいものです。
    雨の日には雨の日の学びがあり、
    晴れの日には晴れの日の学びがあります。
    雨音に耳を傾けながら、
    あらためてそんなことを感じた朝でした。
    一乗寺住職
    合掌

    ☀️次回の「月例坐禅会」
    日時:7月1日(水) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂(または坐禅堂)
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
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  • 第194回 月例坐禅会(参加者:13名)
    6月に入り、境内の木々もいっそう緑を深め、朝の光が心地よく感じられる季節となりました。
    本日は、お葬式を控えていたため、本堂には祭壇やお花が並び、いつもとは少し異なる雰囲気の中での一坐となりました。
    また、初めてご参加くださった方もお迎えし、ご一緒に静かな朝の時間を過ごすことができました。🌱
    坐禅後の法話では、先日静岡市の青葉シンボルロードで開催されていた「術 -JUTSU- 2026」というイベントのお話をいたしました。
    庭師や木こり、大工など自然と向き合う職人たちをはじめ、画家や音楽家、演出家など多彩な表現者が集結し、ガーデン演出やアート展示、ライブ、マルシェ、ワークショップなどが展開されたそうです。
    残念ながら私は伺うことができませんでしたが、後輩の満瑛くんから、
    「会場に、お祖父様(鐵山老師)の書が飾られていましたよ」
    とご連絡をいただきました。🖼️
    そこに掲げられていた言葉は、
    『耕雲種月(こううんしゅげつ)』
    という禅語でした。
    雲の下で畑を耕し、
    月明かりのもとで種をまく。
    すぐに結果を求めることなく、
    その時その時になすべきことを丁寧に積み重ねていく。
    そんな意味が込められています。
    種をまいても、
    翌日に芽が出るわけではありません。
    水をやり、
    草を取り、
    時を重ねながら育てていく。
    人とのご縁も、
    仕事も、
    家庭も、
    そして自分自身の成長もまた同じなのだと思います。🌿
    曹洞宗では、
    「行持(ぎょうじ)」
    という言葉を大切にします。
    「行」とは実践すること。
    どれほど立派な教えを聞いても、
    どれほど多くの知識を得ても、
    実際に行じなければ、
    それは自分の身にはなりません。
    挨拶をすること、
    人を思いやること、
    与えられた務めを丁寧に果たすこと。
    そうした日々の実践の積み重ねこそが、
    仏道の歩みです。
    しかし、行持の大切さは、
    ただ一度行うことだけではありません。
    「持」とは、たもち続けること。
    調子の良い時だけではなく、
    思うようにいかない時も、
    結果が見えない時も、
    それでも歩みを止めず、
    続けていくことを意味します。
    種をまいて終わりではなく、
    水をやり、草を取り、育て続けるように。
    坐禅もまた、一度坐れば十分というものではなく、
    何度も坐り、
    何度も自分を見つめ、
    その歩みを続けていくところに意味があります。
    まさに「耕雲種月」の言葉は、
    行じることと、行をたもち続けることの大切さを教えてくれているように感じます。🧘
    今年の秋で、祖父(洞慶院前住職 丹羽鐵山和尚)は十三回忌を迎えます。
    亡くなった今もなお、
    こうして言葉を通じて教えられていることに、不思議なご縁を感じています。
    坐禅もまた、
    特別なことではありません。
    日々の暮らしの中で、
    心を整え、
    目の前のことに丁寧に向き合うための時間です。
    忙しい日々の中ではありますが、
    ほんの少し立ち止まり、
    心を整え、
    目の前のことに丁寧に向き合う。
    坐禅の時間が、そんなひとときとなれば幸いです。
    「耕雲種月」
    今日、自分にできることをひとつひとつ丁寧に。
    私自身もまた、「耕雲種月」の言葉を胸に、一歩ずつ歩んでまいりたいと思います🌱

    一乗寺住職
    合掌
    ☀️次回の「月例坐禅会」
    日時:6月15日(月) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂(または坐禅堂)
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください
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  • 第193回 月例坐禅会(参加者:11名)
    本日は、長年この坐禅会へご参加くださっていた方々とのご縁や別れに、静かに思いを寄せながらの一坐となりました。
    坐禅の姿勢を整える際には、
    身体を左右に揺らし、自身の中心を探していく「左右揺振(さゆうようしん)」という作法があります。
    はじめは大きく、徐々に小さく——。
    振り子が静かに止まるように、やがて中心で静止します。
    チクタク、チクタク……。
    本堂の柱には、先代住職の時代から長年ご夫婦で坐禅会へ通ってくださっていた方よりご奉納いただいた柱時計が、今も変わらず時を刻んでおります。
    それは、
    まるで人の命の鼓動のように——。
    本日は、その音を聞きながら、あらためて「生きる」ということについて、皆さまと共に考える時間となりました。
    朝のおつとめでは、「修証義(第四章)」をお唱えし、その後の法話では、“別れ”についてのお話をさせていただきました。
    私自身、学生時代に親しい友人を突然亡くした経験があります。
    「あの時、違う行動をしていれば……」
    「もっと声をかけていれば……」
    そんな後悔や、自分自身を責める思いに、長い間向き合ってきました。
    きっと皆さまの中にも、
    忘れられない別れや、
    言葉にならない想いを抱えておられる方がいらっしゃることと思います。
    けれども、
    亡くなった方が本当に願っているのは、
    残された人が、
    自分を責め続けることではなく、
    一日一日を大切に生き、
    少しでも幸せに歩んでいくことなのではないでしょうか。
    失ったものだけを数えるのではなく、
    今ここにあるご縁や、
    目の前の人、
    そして自分自身の人生を見つめていく。
    そのことが、
    亡き方々への何よりの供養になるのだと思います。
    坐禅とは、
    ただ静かに座るだけではなく、
    自分自身の心と向き合い、
    今ある「いのち」を確かめていく時間でもあります。
    柱時計とともに、
    大切なことをたくさん教えてくださった亡きご夫婦。
    その想いや願いを胸に、
    これからも住職として、一意専心歩んでまいりたく存じます。
    一乗寺住職
    合掌
    ☀️次回の「月例坐禅会」
    日時:6月1日(月) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂(または坐禅堂)
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
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  • 第192回 月例坐禅会(参加者:13名)
    1日。本堂の祭壇周りに美しいお花が供えられ、
    静かな雨の音を聞きながらの坐禅会となりました🌧️
    このあと、お葬式が執り行われる予定となっており、
    いつもとは少し異なる空気の中での一坐でした。
    先日の朝のおつとめでは、「修証義」第三章《授戒入位》をお唱えいたしました。
    このお経には、
    お葬式の中でも読まれる一節が記されており、
    仏さまや祖師方の教えを、分かりやすい和文体でまとめたものでもあります。
    📗
    特にこの章では、「戒」について説かれており、
    ・すべての生命を大切にする
    ・物を盗まない
    ・家庭を大切にする
    ・嘘をつかない
    ・お酒はほどほどにする
    ・他人の過ちを責めない
    ・自分を誇り人を傷つけない
    ・施す心を忘れない
    ・怒りに我を見失わない
    ・仏・法・僧を軽んじない
    といった、私たちが日々を生きる上での大切な心構えが示されています。
    仏教の教えは難しく感じられることもありますが、
    こうして見てみると、決して特別なものではなく、
    日常の中で大切にしていくべきことが語られていることに気づかされます。🌱
    今回は、お葬式を控えた中での坐禅会となりましたが、
    お葬式とは、亡くなった方をお偲びするだけでなく、
    残された私たちの心を整える時間でもあります。
    それは、坐禅とどこか通じるものがあるように感じます。
    ※実際、私はお通夜の中で、黙祷(静座)の時間を取り入れております。
    また、お葬式の中では、故人さまに「お戒名」をお授けいたします。
    これは仏さまの弟子として、新たな歩み(仏道修行)を進めていくための法名(名前)です。
    大切なことは、
    限りあるこの命を、どのように生きるか。
    亡くなられた方もまた、
    私たちが一日一日を大切に生きることを願っておられるのではないでしょうか。
    お経や法要ももちろん大切ですが、
    日々を丁寧に生き、よりよい人生を歩んでいくこと。
    それこそが、何よりのご供養になる——
    これは亡き師匠の言葉ですが、
    皆さんが幸せに生きることが、何よりの先祖供養であり、恩返しになるのだと思います🙏
    一乗寺住職
    合掌
    ☀️次回の「月例坐禅会」
    日時:5月15日(金) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂(または坐禅堂)
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
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  • 第191回 月例坐禅会(参加者:9名)
    4月も半ばに入り、境内に差し込む朝の光も、ずいぶんとやわらいできました。
    前回は、憚りながら新婚旅行へ行かせていただいたため、「お休み」とさせていただきました。
    本日は、お土産話とともに近況のご報告をさせていただきました😌
    皆様のご理解とご協力のもと、このような機会をいただけましたこと、心より御礼申し上げます。
    帰国後は早速、日常の務めが始まりましたが、良い思い出を胸に、今後とも職務と諸課題に向き合ってまいりたく存じます🙏
    また、12日(日)には、毎年恒例の「ひな人形供養祭」を執り行いました。
    昨年は雨天中止となったこともあり、本年は大変多くの人形が集まりました🎎
    当日は、坐禅会の皆様、地元婦人会の方々、役員の皆様をはじめ、多くの方にご参集・ご助力を賜りましたこと、あらためて感謝申し上げます。
    いろいろと難しい時代ではございますが、
    誰かを大切に思う気持ちというのは、何より尊いものだと感じております。
    法要の中で、多くの子どもたちの成長を見守ってきたであろう人形たちを前にし、そんな想いが自然と湧き上がってまいりました。
    お人形さんのまなざしは、お子様やお孫様を見つめるご家族の想いにほかなりません。
    きっと、それぞれの人形に、それぞれの物語があるのだと思います。
    "古いものを出さなければ、新しいものは入らない——"
    みつをさんの言葉にもあるように、忙しい毎日の中でこそ、ほんの少し立ち止まり、自分の心に目を向ける。
    そして、少しずつでも、心の中を整えていく。
    坐禅の時間が、そんなひとときになればと思います☘️
    一乗寺住職
    合掌
    ☀️次回の「月例坐禅会」
    日時:5月1日(金) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
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  • 第190回 月例坐禅会(参加者:22名)
    本日は日曜日ということもあり、
    過去最多の23名に迫る 22名 の皆さまにご参加いただきました。
    また、遠方から初めて足を運んでくださった方もおられ、
    本当にありがたく思っております😌
    坐禅のあとには、朝のおつとめ。
    本日から、読経の際に使用する 「新しいお経本」 を使い始めました。
    現代語訳や書き下し文が添えられており、
    意味を感じながら読める、分かりやすい内容となっています。
    本日はその中から
    ・般若心経
    ・修証義《第一章》を、皆さまと一緒にお読みしました。📗
    また読経後、先日東京で参加してきた 「まいてらの集い」 についても少しご報告をさせていただきました。
    ▼「まいてら」は、お寺と人々を結ぶ情報サイトです。
    講師の井出さんとは、十数年にわたり学びを深めさせていただいております。
    今回の勉強会では、
    お寺を取り巻く社会環境が、今どのように変化しているのか。
    そしてこれからの日本社会の中で、お寺や僧侶はどのような役割を担っていくのか——
    そうしたテーマについて、具体的な数値や事例をもとに学び合う機会となりました。
    お寺と一口に言っても、
    立地や宗派、地域の状況、住職それぞれの想いなど、実にさまざまです。
    だからこそ、
    共通する課題を認識しつつ、
    それぞれのお寺が 自分たちにとって本当に大切なものは何か を見つめ直していく。
    そんな貴重な学びの時間となりました。
    そして、坐禅会の最後には、いつもの茶話会。
    坐禅、朝のおつとめ、
    そしてお茶を飲みながらのお話の時間を通して、
    年齢も立場もさまざまな皆さまと、いろいろなお話をさせていただきます。
    この時間こそが、
    私にとって 「これからのお寺のあり方」 を考える大切なヒントになっています。
    皆さまとのご縁に、あらためて感謝申し上げます。
    ちなみに一乗寺では、十数年前から
    「かかりつけのお寺」
    という言葉を掲げ、様々な取り組みを続けてまいりました。
    もちろん、
    それぞれの菩提寺さまとのご縁を大切にしていただいた上で、
    「ちょっと話を聞いてほしい」
    「仏教ではどう考えるんだろう?」
    そんな時に、気軽に立ち寄れる
    「心のおやすみ処」 として、
    一緒に考え、学び合う場をつくっていけたらと思っています。
    これからも、引き続きご法愛のほどよろしくお願いいたします。
    ▼まいてら
    一乗寺住職
    合掌
    ☀️次回の「月例坐禅会」
    日時:4月15日(火) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は イス坐禅 も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
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  • 第187回 月例坐禅会(参加者:18名)
    (※2月1日の投稿を失念しておりました💦あしからず)
    2月に入り、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなる中、1日早朝、月例坐禅会を開催いたしました。
    本日は、初めてご参加くださった方も数名おられ、
    有り難いひとときとなりました🙏
    この寒さの中、
    1月末には身近なところで訃報が続き、
    あらためて、人とのつながりや「命」について
    深く考えさせられる時間となりました。
    その中には、
    子ども食堂の立ち上げから長年お世話になった
    山下さんとのお別れもありました。
    (※ご家族の方のご承諾を得て、お名前を掲載しております)
    当寺では約3年前より、
    「いはら子ども食堂ホームタウン」という活動を続けてきました。
    主に小学生の子どもたちを中心に、
    月に一度、無償で温かい食事を提供する取り組みです。
    この名前は、地元で活躍するバンド名に由来しています。そして今般、発起人として共に歩んできた山下さんが、60代という若さで旅立たれました。
    「これから」という思い、
    ご遺族のお気持ちを思うと胸が締めつけられ、
    私自身も深い喪失感の中におります。
    * * *
    お釈迦さまは、
    愛別離苦(あいべつりく)という苦があると説かれました。これは、愛する人と別れなければならない苦しみです。
    作家の井伏鱒二さんは、
    唐代の漢詩『勧酒』の一節を
    「さよならだけが人生だ」と表しました。
    人生には、別れがつきもの。
    だからこそ、一期一会が尊い――
    そうした教えでもあります。
    「人と出会ったからには、
     いつかはお別れをしなければならない」
    これは世の理(ことわり)ですが、
    いざその場面に立つと、
    何を考えてよいかわからなくなるものです。
    悲しみや失意など、さまざまな感情が湧き起こります。
    若い頃は、
    「それならば、あまり人と深く関わらない方が…楽なのではないか」
    そんなふうに考えたこともありました。
    けれど今は、
    人と出会うからこそ、人生には深い味わいが生まれる。
    喜びも、悲しみも、
    すべてが人生の大切な一ページなのだと感じています。
    もちろん、
    ご家族や近しい方にとって、
    大切な人との別れは到底受け入れがたいものです。
    しかし、たとえお身体はお隠れになっても、
    共に過ごした時間や、教えていただいたことは、
    決して失われるものではありません。
    どうか無理をなさらず、
    それぞれのペースで、
    できることから一歩ずつ、ゆっくりと歩んでいきましょう。
    ご家族の皆さまが健やかに歩まれることを、
    亡くなった方は、きっと一番願っておられるはずです。
    私自身も、
    山下さんをはじめ、先に旅立たれた多くの方とのご縁を胸に、
    これからも、子ども食堂、坐禅会、そしてお寺の営みを一日一日噛みしめるように続けてまいります。
    一乗寺住職
    合掌
    ☀️次回の「月例坐禅会」は
    日時:2月15日(日) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
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  • 第185回 坐禅会(参加者:7名)
    本日は、住職他出のため「セルフ坐禅会」となりました。
    ※当山では、住職不在時に、2回目以降の参加者の方々が自主的に行う坐禅会を「セルフ坐禅会」と呼んでおります。
    そのような中にもかかわらず、早朝より参禅くださる方がおられ、ありがたい限りです🙏
    お寺には「常夜燈(じょうやとう)」と呼ばれる、夜通し灯し続ける灯がありますが、
    坐る人がいることで、この場の灯もまた、自然と守られているように感じました
    久しぶりに、まとまった雨が降りました。
    ひと雨ごとに寒さも増してまいりますので、どうぞお身体を温めてご自愛ください😌
    🍁年末年始のお知らせ
    ① 除夜の鐘
    12月31日(水)23:00〜
    ゆく年に思いを馳せ、くる年の幸せを願って、
    鐘の音をつなぎましょう🔔
    ② 新春大般若祈祷祭
    1月7日(水)11:00〜
    毎年、新しい一年の無病息災を祈る法要を厳修しております。どなた様でもご参加いただけます。
    (参加費:ご懇志にて)
    🌅新年最初の月例坐禅会
    日時:1月15日(木) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
    一乗寺住職 合掌
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  • 第184回坐禅会(参加者:20名)

    11月も半ばに入り、朝晩の冷え込みが肌で感じられる季節となってきました。
    そんな中、本日も20名の方にお集まりいただき、ありがたく思います。どうか今後も、体調に合わせてご無理のない範囲でご参加いただければ幸いです🙏
    さて、私ごとで恐縮ですが、祝言から約1ヶ月が経ちました。この間、多くの方から温かいお祝いのお言葉やご祝意を頂戴し、改めて深く御礼申し上げます。
    正直に申しますと──若い頃の私は、僧侶とは「常に多くの方の悩みに寄り添い、いざという時に愛する人を真っ先に考えてはいけない」と思い込んでいました。
    悩み続け、苦しみに向き合い続ける存在であるならば、僧侶は“幸せになってはいけないのではないか”…そんな極端な考えに囚われていた時期もありました✍️
    しかし、実際に多くのご相談を伺う中で、たとえば家庭や子育てのお悩みに関しては、実体験がないために一般論や想像でしかお応えできない難しさも感じてきました。
    これからは、自らも家庭を持つことで、より実感を伴った「私はこう考えています」「こう実践しています」という言葉をお届けできる機会が増えるのではないか──今はそのように感じています🏡
    新たな物語の“新章”が開かれた思いで、伴侶と共に歩んでまいります。
    今後とも温かく見守っていただき、ご指導いただければ幸いです😌
    🍁お寺からのお知らせ
    ①【「大地の再生」現地見立て講座】
    11月20日(木)9:00〜17:00
    …土砂災害の現場を教材に、「水と大地」「人と自然」の関係を深く学びます🌲
    https://www.facebook.com/share/1CpVbcExPM/?mibextid=wwXIfr
    ②【除夜の鐘】
    12月31日(水)23:00〜
    …ゆく年に思いを馳せ、くる年の幸せを願って鐘を打ちましょう🔔
    ☀️次回の「月例坐禅会」
    住職が出張のため 『セルフ坐禅会』 となります。
    日時:12月15日(月) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂
    🌅新年最初の「月例坐禅会」
    日時:1月15日(木) 朝5時半〜
    場所:一乗寺 本堂
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
    一乗寺住職
    合掌
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  • 一乗寺では、令和4年の台風15号で被災した境内の山林復旧を進めています。
    今回の「大地の再生・見立て講座」では、第一人者の矢野智徳先生をお迎えし、実際の現場にて水や風の流れについて学びを深めます✍️
    土砂災害の復旧工事を、単なる「一過性の作業」で終わらせるのではなく、自然の力を活かした“森そのものの再生”を目指しています🌲

    ーーーーーーーー
    ・開催日 11月20日 (木) ※雨天決行
    ・受 付 9時00分~
    ・時 間 9時30分~17時00分(予定)
    ・開催地 静岡市清水区庵原町1937
    庵原山 一乗寺
    ・ 講 師 矢野智徳 (造園技師・環境再生医)
    ・ 参加費 8000 円/名
    ※講座参加費は、結の杜基金へ寄付致します。
    ・持ち物 
    動きやすい服装、作業用手袋、移植ごて-のこぎり鎌(貸出可。数に限りあり)、長靴、雨合羽(雨天時)、タオル等
    ・昼食は、各自ご持参にてお願いいたします。
    →キッチンカー『キッチンルポ』さんの出店もあります🙆‍♀️
    @kitchenrupo
    ▼詳細・お申し込みはこちら
    https://00m.in/wpsCi
    ーーーーーーーー

    相次ぐ土砂災害や著しい環境変化を前に、私たちはなすすべもないように感じます。
    けれど、考えること・知ること・備えることは、きっとできるはず。
    この学びは、人間にとっても「生きやすい環境」を育むことにつながると信じています。
    本講座が、自然と人とが共に息づく未来を考えるきっかけとなれば幸いです🙏
    (一乗寺住職 敬白)
    #大地の再生
    《主催》杜の学校
    《共催》庵原山 一乗寺
    《協力》株式会社ナインスケッチ、地域団体くわひとつ、清水グリーンサービス株式会社、地域団体mori to um

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  • 第183回坐禅会(参加者:14名)
    朝の風に秋の深まりを感じるようになりました🍂
    今朝は14名の皆さんと、静かな坐禅の時間をご一緒しました。
    お経のあとには、少し近況と心のはたらきについてお話しを。
    9月末には大本山永平寺にて、丹羽廉芳禅師の33回忌法要が営まれました。洞慶院・龍雲院・一乗寺の三ヶ寺団参(大型バス1台)にて、厳粛な祈りの中にも和やかなときを過ごすことができました。
    また、この時期になると3年前の土砂災害のことも思い出されます…✍️(詳しくは、別投稿にて)
    記念日というのは、良い思い出をよみがえらせることもあれば、悲しみや寂しさを再び呼び起こすこともあります。
    大きな出来事や辛い経験の「節目」に心身が不安定になることを、アニバーサリー反応(記念日反応) と呼びます。
    例えば、大災害や事件・事故、身近な方との死別といった出来事がきっかけになります。
    出来事が起こった日付と強く結びついて記憶されるため、意識していなくても、その日付が近づくと心身に反応が生じるのです。
    辛い出来事から1か月、1年、10年といった節目に、心が揺れるのは人間にとって自然な反応です。
    職場や学校、ご家庭で、辛そうにしている方に気づいたときは、その方の考えや気持ちを尊重しながら寄り添うことが大切です。
    お寺としても、安心してお話しいただける雰囲気づくりや、柔軟な対応を心がけてまいりたいと思います。
    節目の時期こそ「いまここにいる自分」を確かめ、周りとのご縁を思い出すことが心の支えになります。
    坐禅のひとときが、その助けになれば幸いです🙏
    ☀️次回の「月例坐禅会」は …
    日時:11月15日(土)朝5時半〜
    場所:一乗寺本堂
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、お気軽にご参加ください。
    一乗寺住職
    合掌
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  • 第182回坐禅会(参加者:22名)
    少しずつ、朝の風が変わってきたように感じます🍂
    本日も初めて足を運んでくださった方があり、こうしてご縁が広がっていくことを嬉しく思います。
    昨晩は「観月祭」というお祭りを開催しました。お月さまは雲に隠れてしまいましたが、地踊りや皆さまの笑顔で、心温まるひとときとなりました🌛
    そして本日は「敬老の日」。
    90代のベテラン参加者の女性から、
    「(出られる時ばかりじゃないけど)この坐禅会に出席するのが何より楽しみ♪」というありがたいお言葉をいただきました。長年にわたり坐禅を共にしてくださる方々のお声は、私たちにとっても大きな励みです😌
    季節の変わり目ですので、心身の健康にご留意ください🙏
    ☀️次回の「月例坐禅会」は …
    日時:10月1日(水)朝5時半〜
    場所:一乗寺本堂
    ※予約不要/参加無料
    ※足を組むのが不安な方は「イス坐禅」も可能です。
    初めての方も、お気軽にどうぞ
    一乗寺住職
    合掌
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