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🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十六回坐禅会(参加者:10名)
師走もいよいよ、あと半月となりました。年末年始の準備多用で、文字通り東奔西走の毎日を送っている方も少なくないかと思います。
今朝は、また新たに参加してくださった方がお見えになりました。
こちらのWEBサイトをご覧になり、足を運んでくださったとのことで有り難い限りです🙏
⛄️
私が当山に着任し、丸3年が経とうかとしております。着任直後から数えて、今回で76回目になりました。
毎回、新しい参加者の方が見えると、
皆さんに「自己紹介(お名前と参加経緯)」を一言ずつお話ししてもらいます。
中でも、90歳近い最古参の方はちょうど父の代から参加するようになり、
伺ったところ、約30年も足繁く通ってくださっておりました。
こうして、
私の生まれる前から連綿と続いてきた行持に参画するということは感慨深く、見えない大きな力を感じます。
亡き祖父であり孫師匠の鐵山方丈のとなりで、生前目にしてきたことや横耳に聞いていた話を、今度は私の方から有縁の皆さまへお伝えする…ということが、自分自身の使命であろうかと思念しております。
本年最後の結びに、
まだまだ、これから寒くなってくるかと思いますので、まずは体調管理に十分ご留意ください。
皆さんの元気な様子が、
亡くなった方の願いでもあろうかと存じます。
今年もお世話になりました🐗
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます🐀
🔔
★12月23日(月)
あさ8:30頃〜「坐禅堂の大掃除」を行います☁お手伝い頂ける方は、何卒ご助力の程よろしくお願い申し上げます。
★12月31日(火)
①午前10:30頃〜
②午後1:30頃〜「除夜の鐘」の準備作業を行います。こちらも、助っ人募集中です✨
【次回の「坐禅会」は、新年最初となります。1月15日(水)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十五回坐禅会(参加者:10名)
12月に入りました。
今朝もまだ暗いうちから、10名の方が坐禅会に訪れてくださいました。
昨日、となり町の葵区羽鳥「洞慶院」にて「保存食日和」というマルシェ・イベントを開催しました。
▼https://facebook.com/events/2531423546923268/?ti=icl
おかげさまで、天気にも恵まれ☀️当方の予想を遥かに上回り数百名の方々にご来場いただき、盛会の内に幕を閉じることができました。
物が豊かになる一方、心が貧しくなった…という論調が語られて久しく、今や「子供の7人に1人(6人に1人とも)」が貧困という統計もあります。
▼https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2019/28194
当寺においても、ボランティア活動や様々な期間への賛助等をしておりますが、最も大切なことは「生身の人間の交流」ではないか、と改めて気づかされます。
人ひとりではどうしようも無い社会問題を前にした時、自分ならどうするか・どうしてほしいかということを考え、行動することが肝要であると思っております。
難しい問題を頭を抱えて、議論することも必要ですが、、
「難しい問題こそ軽やかに」「直情的に」取り組むことで、かえって良い成果を生むきっかけになることもあります。
この「保存食日和」は、
先人たちの知恵に触れるべく、古来より脈々と受け継がれた技法や食材を中心に、素晴らしいお店が並びます。
「美味しいね」「落ち着くね」
というお声が、縁側に座る参加者の方から聞こえて参りました。
と同時に、あちこちできっと初めて出会ったであろう"ちびっ子たち"が、お寺の境内を駆け回って遊んでいました(もちろん、その輪に僕も加わりました😅)
会場の洞慶院は500年以上の歴史ある古刹であり、小さなお子様から年配の方まで、自然と包み込んでくれる空気が流れています🍁
紅葉の時期が過ぎ、
年が明けるとまもなく、
蝋梅→紅白梅と、梅の咲く季節となります。
どうぞ、機会ありましたら是非お立ち寄りください。
▼https://buddhist-temple-tokeiin.business.site/
※「保存食日和」は、9月に一乗寺でも行いましたが、また機が熟しましたら開催したいと思います。
【次回の「坐禅会」は、年内最後となります。12月15日(日)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十四回坐禅会(参加者:10名)
朝晩、めっきり寒くなって参りました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
当山の山門両脇にある「銀杏の大木」もようやく色づき、秋の深まりを感じております。
よく一年の中で「どの季節が好き?嫌い?」という会話を耳にしますが、中にはまさにこの時期「秋が苦手」という方もおられまして…😅
理由を伺いますと、
『落ち葉が舞う季節になると、なんだか物悲しい気持ちになるから』ということでした。
確かに、美しい紅葉の時期はあっという間に過ぎ、やがて木枯しが吹くようになるこの時節は、少し寂しい気もします。
ですが、
こうした時期は、じっと心の声に耳を傾け物思いにふけるのも大切な時間です。
秋の季語に、「竹の春」というものがあります。栄養を蓄え、葉が青々と茂るこの時期は、竹にとっては春であるということからこんな表現が生まれたそうです🎋
見方を変えれば、そのものの捉え方が変化し、また新鮮に見えるということがあります。
一見、物悲しいこの時期も
また次の春を迎えるための準備期間に入ったと思えば、また違う過ごし方ができるかもしれません。
寒い冬があるおかげで、
暖かい春の有り難みが増すように、
人生もまたいい時ばかりではありませんが、つらい時期は必ず終わりを告げ、その先に新たな未来が待っていると信じております🙏
誰彼とも比べることなく、
どうぞ、自分自身の人生の物語を紡いでください✍️✨
【次回の「坐禅会」は、12月1日(日)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十三回坐禅会(参加者:6名)
先日上陸した「台風19号」の各地の爪痕が明らかになって参りました。
被災された皆様には、改めてお見舞い申し上げます。
そんな中、本日も朝の坐禅会を営みました。いつもより若干少人数ながら、皆さん坐相美しく坐っておられました。
朝のおつとめが終わり、
当地区はじめ参加者の皆さんのお家は何とか大きな被害も無く、無事に凌げたとの情報を共有いたしました。
有事の際、やはり一番求められるものは、「確かな情報」です✍️
事後報告も大切ですが、
次回このような直撃コースの台風に見舞われる場合は、(安全を確保した上で)お寺の境内の様子が分かる「ライブ配信」も検討したいと思いました。
9月・10月前半は、当山そして先代住職が就任しました洞慶院(葵区羽鳥)にとりましても、まさに嵐のような月間でしたので…心静かに端坐いたしました。
「嵐の中で育つ木は 強くなる」
折しも現在、山門版に掲示している言葉ですが、これは亡き祖父(先先代住職)の遺した言葉です。
このような山門掲示板の言葉を中心に、
22日(火)17時15分〜
静岡第一テレビ「news everyしずおか」の番組内で、少し当山が出る模様です✍️
(番組HP▼https://www.tv-sdt.co.jp/nnn/sp/)
宜しければ、ご覧ください(^人^)
それでは、急に気候も寒くなって来ましたのでお身体くれぐれも専一にお過ごしくださいませ🍁
【次回の「坐禅会」は、11月15日(金)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
※11月1日の坐禅会は、
拙僧県外に出張の、仕事のためお休みとさせていただきます。尚、有志にて「随坐(ずいざ)」は出来ますので、よしなに🙏
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十二回坐禅会(参加者:10名)
未明から鳴いている秋の虫に加え、
早起きの鳥がだんだんと増えていく頃、
坐禅会は開かれます。
10月に入り、いよいよ秋らしい風が吹いて参りました🍃
去る9月26〜28日は、
当山の三代前の住職であり、
福井県永平寺の第77代目の禅師さまでもあります「瑞岳廉芳大和尚」の27回忌がご本山で厳修されました。
▼
https://www.facebook.com/857498010953943/posts/2352944388075957?sfns=mo
遷化より30年近く経った今でも、
全国各地よりご参集いただけますことは、
法孫として誠に感謝の念に堪えません。
法要が終わり、
法類ご寺院様・縁故者一同で記念撮影をする段になった時、どなたかが
「(故禅師様が)これは、これは」と優しい伊豆弁でお迎えしてくださっているはず…と仰ってくださり、温かな気持ちになりました。
これよりも、亡き先師方の法灯を絶やさぬよう努めて参りたく存じます🙏
【次回の「坐禅会」は、10月15日(火)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十一回坐禅会(参加者:10名)
今朝も、新しい本堂で坐禅を組みました。
季節の寒暖で一喜一憂するのは、禅的ではありませんが、
やはり、一年で一番朝の坐禅が心地よい季節だと思います🍃
さて、
本日は、イベント盛りだくさんの一日になりそうです🙏
来年の1月には、檀信徒の方へお披露目の会を開く予定ですが、それに先立ち本日11時〜「喫茶去〜kissaco〜」というマルシェ・イベントを開催します🍵
▼https://www.facebook.com/events/381751925723249/?ti=icl
※保存食や素材にこだわったお店が多数出店しますので、お気軽にお立ち寄りください(^人^)
イベントに引き続き、
15時からは、「新住職のお話し」としてそれがしより、今までの活動を振り返り、新しい本堂に込めた思いやこれからのお寺についてお話させていただきます🙏
▼https://www.facebook.com/events/2430272023723456/?ti=icl
また、夜7時頃からは
そんなお寺の未来を探求する「井出 悦郎さん」と、写真家の「関 健作さん」を迎え、駒形通りのお店でトーク・イベントも開催します🍷
▼https://www.facebook.com/events/2329667660684382/?ti=icl
また、
明後日17日夜には
行政からの出前講座「わが家と地域の防災講座」も開きます✍️
▼ https://www.facebook.com/events/741131859676414/?ti=icl
これからもご先祖さまの安らかな眠りと、
地域の安寧を祈って参ります🙏
各催事ともに、
皆さまのご来山を心よりお待ちしております✨
【次回の「坐禅会」は、10月1日(火)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第七十回坐禅会(参加者:11名)
9月に入り、心なしか朝の空気が変わったような気がします。
時折、早起きのセミが遠くで鳴くのを耳にしますが、一陣の涼風に秋の気配を感じる頃となりました🍃
本日は、新しい本堂で坐禅を組みました。およそ2年間の改修工期を経て、平成最後の4月30日に竣工となった新本堂は、柱や梁など使えるものはそのままに、木の風合いを活かして地域の方の心が和むような空間づくりを第一に考えました。
来年の1月にお披露目の祈祷祭を修める予定ですが、その前のこけら落としとして今月15日に「喫茶去〜kissaco〜」というイベントを開催することになりました🍵
▼https://www.facebook.com/events/381751925723249/?ti=icl
※詳細は、イベントページをご覧いただければ幸いです✍️
イベントに引き続き、
15時〜は、「新住職のお話し」としてそれがしより、今までの活動を振り返り、新しい本堂に込めた思いやこれからのお寺についてお話させていただきます🙏
▼https://www.facebook.com/events/2430272023723456/?ti=icl
また、同日夜には
そんなお寺の未来を探求する「井出 悦郎さん」と、写真家の「関 健作さん」を迎え、駒形通りのお店でトーク・イベントも開催します🍷
▼https://www.facebook.com/events/2329667660684382/?ti=icl
すべて、
9月15日ということで、
(この日は朝の坐禅会から盛りだくさんですが😅)
ぜひ、お寺へ遊びに来ていただければと思います(^人^)
ちなみに・・・
その前日の14日には、
若いお坊さんが町に飛び出すこんな催しもあります👇
▼https://www.facebook.com/events/371875520166129/?ti=icl
いずれも、
仏教やお寺を身近に感じていただき、
皆さんの人生がより豊かになれば幸甚に存じます🙏
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください✨
【次回の「坐禅会」は、9月15日(日)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第六十九回坐禅会(参加者:7名)
おはようございます🌞
朝からセミが元気に鳴いております🌳✨
今日も暑くなりそうです😅
梅雨明けとともに、全国的に熱中症の危険を伴う暑さが広がっているようです。
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか✍️
「幼い日 遥か見上げた 蝉の声」
これは、恥ずかしながら
以前、私がつくった一句です。
セミ取りだ!と言って元気に駆け回っていた子どもの頃は、遥か昔の思い出になり、
反対に、
昔は見上げていた木のセミの声がだんだんと近くなってきました。
『あ〜セミがうるさいなぁ』
文字通り虫の居所が悪い時には、ついこんな風に思ってしまいます。
セミの声は、昔から変わりませんが、
自分の感覚は、いつから変わってしまったのでしょう。。
子どもの頃は、大地に近いので
大地の声が聞こえると言います。
それは、虫の声や自然の音など
大人は当たり前になってしまったことも
子どもは新鮮に感じることができるためです。
その代わり、
大人になるにつれ視野が広くなり、
先ほどの木のように、また違う視点で物事を見られるようになっていきます✍️
毎年、同じように夏が来ますが、
少し視点を変えることで、また違う発見があるかもしれません✨
これから先、自分が何を感じ
どんな発見があるのだろう。
そんな風に思えば、
歳を重ねることも不安だらけにならずに済むでしょう。
来たる8月9日(金)、
そんな人生の大先輩の心の中に触れる映画を上映します。(@葵区羽鳥の洞慶院にて)
『ツイノスミカ』
90歳のおばあちゃんが主人公の映画です🎞
▼ https://www.facebook.com/events/445541106010952/?ti=icl
※詳しくは、イベントページをご覧ください。
大人はすぐに、疲れた!しんどい(´Д` )💨
と、愚痴をこぼしがちですが、、
そんな時、チラッと周りを見てください。
あなたの声を聞いている小さな存在があるかもしれません。
子どもに希望を!未来を!
というスローガンを掲げたイベントは多々ありますが、身近な大人の何気ない態度が一番の教科書だと言うことをどうか忘れないでください(・ω・)ノ
【次回の「坐禅会」は、9月1日(日)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
※8月15日は、お盆のため「お休み」とさせていただきます。
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第六十八回坐禅会(参加者:9名)
枕草子にこんな一節があります✍️
「夏は夜 月の頃はさらなり」
☁️🌙☁️
夏は、夜がいい。
満月が出てくると、なおさら良い。
という意訳ですが、
この時期ふと夜空を見上げますと、満天の星空に悠久の時の流れを感じます🌌
日本古来の風習の一つである“七夕”は、
元来お盆行事の一部、すなわちその本質は、ご先祖さまの“御魂まつり”でありました。
では、なぜ7日7日を“タナバタ”と読むのでしょうか。
これは、神に仕える巫女の「棚機姫(タナバタ姫)」の伝説から来ているという説と、
お盆に帰ってくる祖先の標識である「幡(ハタ)」のことであるという説とがあります🎋
実際のところ、昔は屋外の盆棚や精霊棚のことを「タナバタ」と呼んでいたそうです。
また、お寺の施食会法要のときには、施餓鬼棚の周囲に五色の幡をたてます。この五色幡は、五如来幡といいタナバタのハタの変形だともいわれております。
以前は、盆棚や精霊棚のほかに「タナバタ棚」がつくられていて、これをお盆の15日に川に流す習わしもあったということです。
いずれにせよ、この時期は
日中の暑さが身体にこたえますので、まずはご自愛ください。
そんな暑さも和らぐ夕刻から夜にかけて、縁側で夕涼みしながら“先人たちの遺した足跡に想いを馳せる”、これもお盆の大切な過ごし方です🎐
【次回の「坐禅会」は、8月1日(木)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
※7月15日は、お盆のため「お休み」とさせていただきます。
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第六十七回坐禅会(参加者:8名)
※遅ればせながら、6月15日の坐禅会の様子を投稿いたします。
この日は、新しい本堂にて坐禅を行いました。
と言っても、未だ本尊様はじめ内装が全て整ってなかったので、文字通り伽藍堂の状態での坐禅会となりました。
それでも、
ベテランの坐禅会の皆さんは、いつもと変わらぬ端座をしておられました🙏
また、
幼少期に大変お世話になった先生も初参加でご来山され、とても印象深いこけら落としになりました。
檀信徒の皆様からは、「早く使わせてよ、和尚さん!」というお声もいただいており、誠にご不便をおかけしております。
※法規上は、竣工となりましたが
まだ付帯工事が残っており、これから梅雨シーズンを利用して「内陣の漆塗り」の段階に入ります✍️
ご縁のある皆様には、大変ご心配をおかけしておりますが、いま少しお待ちいただきますようお願い申し上げます。
【次回の「坐禅会」は、7月1日(月)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第六十六回坐禅会(参加者:11名)
庭のあじさいが雨に美しく濡れる今日この頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか🐸
※遅ればせながら、今月1日の坐禅会の様子を投稿いたします。
また、今月は催しが目白押しでございまして、少しこの場を借りてご紹介させていただきます✍️
①【一乗寺「坐禅会」「法話の会」】
・6月15日(土)あさ5:30~「暁天坐禅会」
※初心者の方にも分かりやすくご案内いたしますので、お気軽にご参加ください。(予約不要・無料)
・場所:一乗寺(静岡県静岡市清水区庵原町1937)
▼ https://www.facebook.com/media/set?set=a.1694868644117056&type=3&sfns=mo
②【落語×説法『高座バトル』】
・6月16日14:00~17:30
・場所:富士 妙法寺 毘沙門天(静岡県 富士市今井2-7-1)
★ご縁ありまして、こちらでお話させていただくことになりました。
落語家さんとのトークイベントということでドキドキしっ放しですが、もとより若輩者ですので…(法衣の下の白衣をヒラヒラさせ)、白旗を振りながら参加させていただきます👏
▼ https://www.facebook.com/events/2426525470999428/?ti=ia(※現在キャンセル待ちだそうです)
③【Ryu×Botanica×EN🗻合同グループ展
「そこに在る富士山」】
・6月22日(土)〜7月7日(日)
・場所:Botanica(静岡県静岡市葵区研屋町25)
▼http://kinza-botanica.com/
★絵が趣味の拙僧ですが、今回は「富士」をテーマにした立体作品を出展してます。
▼ https://www.facebook.com/100004004518077/posts/1733951530081647?s=100004004518077&sfns=mo
④【「令和」歌い初め コンサート】
・6月30日(日)14:00~16:00
・場所:洞慶院(静岡県静岡市葵区羽鳥7-21-9)
★「お寺で気軽にクラシックコンサート」をテーマに、地元で活躍されるアーティストさんが素敵な調べをお届けします。
▼ https://www.facebook.com/events/424115825089440/?ti=ia
⑤【地域×お寺フォーラム<一般の人とともに考える公開フォーラム>】
・6月30日(日)13:30~16:30
・場所:Miraieリアン コミュニティーホール七間町(静岡市静岡市葵区七間町12-4)
★現在、勉強中の「僧侶のためのファシリテーション講座」の特別講として、(NPO法人ESUNE/一般社団法人ミライヌ 代表理事)天野浩史さんをメインファシリテーターに迎え、フォーラムを開催します。
お寺関係の方はもちろん、「地域の中でのお寺の役割」あるいは「地域の未来」「人間のこころ」といったテーマを中心に、さまざまな分野の方々と交流出来たらと思います。
▼https://www.facebook.com/events/619506641856588/
⑥【宇宙雅楽コンサートin 静岡】
・7月5日(金)19:00~20:30(18:30開場)
・
★(京都市公認尺八奏者、新熊野神社囃子方、風鈴演奏家である)日向 真さんをお迎えし、不思議な演奏会を開催します。
昨秋、本堂で開催した際は、伝統の和楽器とシンセサイザーの音が混ざり合い、まるで宇宙の中にいるような感覚に包まれました。山寺ならではの静かな環境で、しばし日常の喧騒を忘れてみませんか☆彡
▼ https://www.facebook.com/events/276643573280532/?ti=ia
以上、当面の催事情報でした。
※各イベントの主催・受付方法が異なりますので、
興味のある催しがありましたら、それぞれのイベントページにてお問い合わせいただくか、
私までご一報いただければ幸いに存じます。
それでは、天候不順の折、くれぐれもご自愛専一にお過ごしください✍✨
【次回の「坐禅会」は、6月15日(土)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第六十五回坐禅会(参加者:10名)
「令和」の始まりは、
「坐禅」から。
今朝は、しとしと雨が降っていました🐸☔️
その雨の中、参禅の方がお集まりになり
同じ場所、同じ時間を共有し
それぞれの坐禅を組みます✍️
いつも通りの坐禅会が開けるということは、有り難いことだなと改めて思います。
いま、様々な情勢からこの「いつも通りの日常」が保てない地域もあります。
(どれも、一言では言い表せない事象ですが)戦争や災害、あるいは家族やご自身の状態によって、当たり前が当たり前でなくなる世の中。
目まぐるしく流れる時代の中で、
あえて身体の動きを止め、じっと静かに坐るのが坐禅です。
「何のために座るの?」
これは、よく聞かれる質問ですが、
坐禅に目的は、ありません。
以前、
ある老僧がこうおっしゃっていました。
『現代人は、身体も心も動きすぎる。
だから、あえて身体を止めるのだ。
すると、自然と心も定まっていく。』
身体を整え、呼吸を整えることで、
心が整っていく。
『坐禅をして、何かを得られるということではない。ただ、坐るだけでいい。
良い坐禅が出来たという気持ちだけで良い。』と。
我われ現代人、あるいはインバウンド(訪日外国人)の方の中には、
まず「目的(purpose)」があり、
そのための手段(step)として
行動(action)がある、という思考回路が当然あろうかと思います。
ですから、行い(act)=目的(purpose)という構図が、なかなか理解されにくいこともあります。
禅門では、これを『修証一如(しゅしょういちにょ)』と称します。
▼修行と悟りは一体のもの・悟りのために修行するのではなく、一瞬一瞬に気づきをもって行じること(生きること)が、そのまま仏の姿であるという意。
▼“shushoichinyo ”(practice is not for enlightenment, but they are combined and cannot be divided.)
とはいえ、
人生の節目には抱負を述べたり、
目指す目標があることは、決して悪いことではありません。
目的に向かう「手段」の英訳の中には、
(way)=「道」という言葉もあります。
道は、人が歩む限り
あらゆるところに存在します。
平坦なところばかりではなく、山あり谷ありの道もあるでしょう。
そして、平面的な概念のみならず
過去・現在・未来をつなぐ道も存在しています。
それは、
人の目には見えないものもありますが、
古来より確かに伝わる道だと思います。
これからの新時代、
私たちがどんな道を進み、
どんな足跡を残すかは、
自分自信の歩み方次第です🙏
無理して人と比べる必要はありません。
ただ、着実に一歩ずつ前を向いて歩んでいきたいと思います。
皆様にとって
良い時代が訪れますように(^人^)✨
【次回の「坐禅会」は、6月1日(土)あさ5時半~、予約不要・参加無料です。】
※5月15日(水)は、諸事情によりお休みとさせていただきます✍️