有事の際、頼れるのはやはり生身の人間と“緣”

故に「インターネット(ソーシャルメディア)」は、それが無くなっても人との絆が消えないことを確かめるためのツールでしかないと思っております

そのご縁に感謝しつつ、
本年も相変わらずご厚誼の程よろしくお願い申し上げます

追伸:
などと言っておきながら…(^^ゞ💧
これより拙寺の“近況”や“お知らせ”をブログ形式で綴って参りたく思います✍
何卒、お付き合いのほど宜しくお願いいたします(。^人^。) ✧˖°
キーワード
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第四十六回坐禅会(参加者:8名)
5月も半ばを過ぎました🗓
今年は、季節が早く廻ってきているようだと申しましたが、先頃夏日のような暑さに見舞われたかと思いきや、ここへ来て肌寒い日が続いております☔️
体調管理には、充分お気をつけください🙏✨
さて、5月23〜24日は、当地静岡にて「全国梅花流奉詠大会」が開催されます。
※場所は、リニューアルした「このはなアリーナ(旧草薙運動場)」です。
これに先立ち、市内葵区羽鳥の洞慶院では数カ月前から準備をして参りました。
▼https://www.facebook.com/tokeiin/posts/1466664603370611
…と言いますのも、この「梅花流(ばいかりゅう)」というお唱えの発祥地とされているのが、洞慶院だからであります。
今から、約65年前ー。曹洞宗独自の御詠歌がなかった時代に、密厳流という流派のお唱えから伝承され、はじめの勉強会を発足したのが洞慶院でした🙏
今日、その芽が全国に広がり、花を咲かせております🌸
お経とはまた違う独特の節回しは、美しい言葉とともに私たちの心に沁みるものがあります🎶機会がありましたら、是非お聴きくださいませ(^人^)
▼https://www.sotozen-net.or.jp/baika
【次回の「坐禅会」は、6月1日(金)あさ5時半~(場所:客殿)、予約不要・参加無料です。】
★毎月15日🕒午後3時〜
『おはなしの会』を開催します。
▼
「仏教全般に関すること」、「お坊さん・お寺について」、「普段、気になっていること」など、皆さんにお寄せいただいた「さまざまなテーマ」に沿ってお話をします✍️
※参加無料・予約不要!
どなたでもご参加いただけますので、
興味のある方は是非お越しください(^人^)
https://www.facebook.com/itijoji/videos/2116843591919557/
【お寺の「ひみつ道具」】
『瓦志納祈願所』に、新たな助っ人が現れました(*‘∀‘)ノ✒
「墨汁が垂れる・薄い」という問題を解決すべく対策を講じていたところ、倉庫の奥に眠っていたこの機械を見つけました!
(※本来ならば、丁寧に手で磨るのが書道の基礎ではありますが、今回は緊急措置ということでご容赦ください;)
本年一月より実施をさせていただいております「瓦志納」も、おかげさまをもちまして多くの皆さまにご祈願御賛助を賜りました。
一乗寺の改修事業はこれより、本堂屋根の「葺き替え」という段階に入ります。
皆さまのお声を頼りに、より良いお寺に生まれ変われるよう鋭意建設中ですので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
※なお、瓦のご志納は当初4月末までの予定でしたが、ご好評につき若干日数を延長いたします✍✨
「瓦志納祈願」について▼
https://www.facebook.com/notes/庵原山-一乗寺/本堂改修記念瓦志納祈願のご案内/2094114140859169/
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第四十五回坐禅会(参加者:8名)
「こころは、雨のち晴れ」
春の嵐も過ぎ去り、
桜が散り🌸藤の花が散った頃🍇
タケノコが芽を出し、気づけば5月に入りました🗓
今年は、季節が少し早く巡って来ているようで、どの花も例年より半月ほど早く開花しています🌼
5月といえば、「五月晴れ(さつきばれ)」☁️☀️🎏
五月晴れといえば、雲ひとつない青空を連想しますが、もともとは「陰暦」の話ですから、梅雨の晴れ間のことを指します🌦
「五月雨(さみだれ)」という言葉がある通り、5月の雨が本来「梅雨(つゆ)」のことで、「梅雨(ばいう)」という表現がなされたのは、ずっと後のことだそうです🐸
とはいえ、やはり僕らにとって「五月晴れ」というのは、素晴らしい晴天のことで、空飛ぶ鯉ももれなく連想されます🎏
『江戸っ子は、五月の鯉の吹き流し、口先ばかりではらわたはなし』などと申します🐟
【※江戸っ子には、ポンポンと荒い言葉遣いの人が多いけれど、心の中はサッパリとしていて、変に悪だくみをするような人はいないということ。】
「いい加減」という意味にもとれますが、鯉のぼりの腹に“腑”がないことから、「小ざっぱりしている」という解釈の方が僕は好きです✍️
現代社会では、本来消えていくはずの「言葉」も永遠に残り、逆に本来あるはずの「体温」は伝わりにくい、という“負”の要素が昨今目立ちます🖥
やはり、腹に「負(腑)」が無い方が、自由に泳げることでありんしょう🌊☁️🎏
お後がよろしいようで(。-∀-)
【次回の「坐禅会」は、5月15日(火)あさ5時半~(場所:客殿)、予約不要・参加無料です。】
★毎月15日🕒午後3時〜
『おはなしの会』を開催します。
▼
「仏教全般に関すること」、「お坊さん・お寺について」、「普段、気になっていること」など、皆さんにお寄せいただいた「さまざまなテーマ」に沿ってお話をします✍️
※参加無料・予約不要!
どなたでもご参加いただけますので、
興味のある方は是非お越しください(^人^)
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第四十四回坐禅会(参加者:8名)
昔から旅が好きで、
学生時代は、アルバイトで路銀を稼いではよく旅に出てました。
日本中いろんなところへ行くと、この国の素晴らしさを再発見します。
あまり予定を立てない旅が好きですが、
あえて言うなら旅の目的は、風光明媚な名所もさることながら、そこに息づく人の温かさに触れることです。
あえて、主要道路を迂回して下道を行くと、思いがけない出会いがあったり🤭
よく、「東北の人はねばり強い。それは、厳しい冬に耐えるから。」と聞きます。もちろん、雪国にお住いの方のご労苦は計り知れないものがありますし、実際我慢強さは人一倍あると思います。
しかしながら、これは日本全体に言えることかもしれません。
それは、どんなに寒い冬でも「必ず春がやって来る」ということを知っているからです。
日本という島国で、四季という季節がもたらす「感受性」や「精神性」は、独自の文化を生み出しました。
2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』の中でも、
「スクラップ&ビルドでこの国はのし上がってきた。今度も立ち直れる。」という台詞がありました。
人生も然り。
いま、長い冬の人でも、いつか春が来るはずです。というか、絶対来ます✍️
新年度になり、各界新たなスタートを切っていることかと存じます。
上手くいかないことがあったときは、
道ばたの花や、香る風を感じてみてください🍃
嫌な時間は、永遠ではありません。
時は移ろいます。
大事なことなので、もう一度言います。
もし、ダメになりそうな時は思い出してください✍️
今まで、生きてきた年の中で春が来なかった年はありますか?
春は、必ず来ます🌸
【次回の「坐禅会」は、5月1日(火)あさ5時半~(場所:客殿)、予約不要・参加無料です。】
★毎月15日🕒午後3時〜
『おはなしの会』を開催します。
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「仏教全般に関すること」、「お坊さん・お寺について」、「普段、気になっていること」など、皆さんにお寄せいただいた「さまざまなテーマ」に沿ってお話をします✍️
※参加無料・予約不要!
どなたでもご参加いただけますので、
興味のある方は是非お越しください(^人^)
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第四十三回坐禅会(参加者:7名)
「春の色は、何色?」
先日、このようなテーマでお話しをする機会がありました
皆さんは、どう思われますか?
春の色と聞いて、やはり一番多かったのが「桜のピンク色
百花繚乱の草花の色が、「春の色」とお答えになる方が多
「春の色は?」と尋ね、その方がお答えになったのは・・
「黒!」
⬛️⬛️⬛︎
はじめ、おふざけになっているのかな…と一瞬疑ってしま
その方は、雪国に住んでいる方でした❄️
想像してみてください。
彼らが、どれだけ厳しい冬を送っているか。。
我われ(静岡人)は、雪を見るとはしゃぎます☃️なぜなら、冬場でも全く雪が降らないからです。
雪というのは、旅人にとっては美しいものですが、そこに
春を待ち望んで、やっと雪が溶け始め、ようやく現れた地
その黒い大地に、種を蒔き生命を育む。
黒は、豊穣の色でした🌱
自分の常識は、世間の常識なのだろうか?
長年、生きていると考え方や行動に「自分流」が生まれま
さすれば、「決めつけ」や「思い込み」による相手への傷
私たちが、
もっと豊かに生きるにはどうすれば良いのだろう?
「豊か」ということは、何も物質に頼ることばかりではあ
より良く生きるには、「想像力」を働かせるということが
【次回の「坐禅会」は、4月15日(日)あさ5時半~(
★毎月15日🕒午後3時〜
『おはなしの会』を開催します。
▼
「仏教全般に関すること」、「お坊さん・お寺について」
※参加無料・予約不要にて
どなたでもご参加いただけますので、
興味のある方は是非お越しください(^人^)
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第四十二回坐禅会(参加者:8名)
この国に住むと、季節ごとに素晴らしい言葉に出会います。
冬の季語ですが、「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉があります。
なんとも、美しい響きです🎶
冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かく、これが繰り返されて春になっていくことを表すこの言葉は、もともと大陸から伝わったため、用いる時期にズレが生じてきているようです。
現在の日本では、主に春先によく使われる印象です🖋
この国には、感受性の豊かな先輩が大勢いたんだなぁ。。と改めて感じ入る次第です🌱
さりとて、季節の変わり目ですのでお身体くれぐれもお気をつけてお過ごしください🙏
【次回の「坐禅会」は、4月1日(日)あさ5時半~(場所:客殿)、予約不要・参加無料です。】
★毎月15日🕒午後3時〜
『おはなしの会』を開催します。
▼
「仏教全般に関すること」、「お坊さん・お寺について」、「普段、気になっていること」など、皆さんにお寄せいただいた「さまざまなテーマ」に沿ってお話をします✍️
※参加無料・予約不要にて
どなたでもご参加いただけますので、
興味のある方は是非お越しください(^人^)
🌞暁天(ぎょうてん)とは、明け方の空という意味で、
暁天坐禅(きょうてんざぜん)とは、早朝に行う坐禅のことです。
第四十一回坐禅会(参加者:6名)
3月に入りました。
日本の春って、とても美しいですよね(*´∀`*)
梅、桃、桜、辛夷(コブシ)、連翹(レンギョウ)、雪柳(ユキヤナギ)…🌸
一斉に花が咲く様子を見ると、
『あぁ、待ち兼ねていたんだなぁ』という思いが伝わってきます。
我われ人間が感じない温度を、
花や生き物たちは、ちゃんと感じて生きているんだなと、改めて思います。
この自然の不思議さ、
もっと言えば「生命の不可思議」を思うとき、、
人間は「万物の霊長」とも言われますが、
ヒト一人が出来ることって、そんなに多くはないかも知れない、とも思うわけです。
一方、人間の身体の中にも「自然の営み」があり、平生、食べ物は、黙ってても消化され、傷は癒え、心臓は寝てても動いています💓
たまに、法話の中で少しお疲れの方をお見受けすると、、
「では、皆さん。少し気分を入れ替えて、身体をほぐしましょう!」と言います。
はじめに、「腕を伸ばして」「首を回して」「深呼吸」さいごに・・・
「では、心臓を止めてください」と言うと、ギョッとする方と、大抵の場合は笑いに包まれます(^-^;
そう、心臓だけは自分のチカラではどうすることも出来ないのです。
「人」という字に、「一つ叩く」と書いて
「命」と呼びます✍️
鼓動は、自分の力ではない働きによって動いています。
自分の力ではない…これを、「大いなる存在(サムシング・グレート」と言ったり、「ご先祖さまのおかげ」、「神仏のご加護」と称することもありますが、
言葉はともかく、
大切なのは、
「自分のチカラでどうすることも出来ないものを、自分の力で止めてはいけない。」
ということです。
これが、未熟な私の今の「命に向き合う際に大切にしている答え」です。
春は、美しい…と申しましたが、
悲しいこと、辛いことの真っ只中にある人は、世界も灰色に映るかもしれません。
ですから、どうぞ
無理して花を愛でることはせずとも、
ご自身の心にある「芽」は、摘まないようにしてください🙏
お寺の境内では、これから「しだれ桜」「藤」「シャクナゲ」と様々な花が咲いていきます🌺
もし、お心が向いたら
いつでもお出かけくださいね✍️✨
【次回の「坐禅会」は、3月15日(木)あさ5時半~(場所:客殿)、予約不要・参加無料です。】
★毎月15日🕒午後3時〜
『おはなしの会』を開催します。
▼
「仏教全般に関すること」、「お坊さん・お寺について」、「普段、気になっていること」など、皆さんにお寄せいただいた「さまざまなテーマ」に沿ってお話をしていきたいと思います✍️
※参加無料・予約不要にて
どなたでもご参加いただけますので、
興味のある方は是非お越しください。
謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。佳き年を迎え皆様のご健勝をお慶び申し上げます
さて、新米住職の2年目がスタートしました!
本年は、大心を以て諸事に当たりたいと思います。「大心(だいしん)」とは、山の如く高く大きな不動心、海のように広くゆったりした深い心のことを申します。
追伸:
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これより拙寺の“近況”や“お知らせ”をブログ形式で綴って参りたく思います✍
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