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【次回の「月例坐禅会」は、2月15日(水)あさ5時半~/予約不要・参加無料です。】
※足を組むのが困難な方には、イス坐禅をお勧めしております。
■『映画「#杜人」上映会』
・「#大地の再生講座」を全国各地で開催する #矢野智徳 さんのドキュメンタリー映画を上映します。
《日時》1月22日(日)
①15:30~17:15
②19:00~20:45
《参加費》
おとな 1,500円
高校生以下 無料
専門学校生&大学生 500円
《主催》杜人・一乗寺上映会実行委員会
※詳細・お申込みは、FBイベントページにて
▼https://fb.me/e/2V259Gfsr
【次回の「月例坐禅会」は、2月1日(水)あさ5時半~/予約不要・参加無料です。】
※足を組むのが困難な方には、イス坐禅をお勧めしております。
ここ清水区は、その後一週間断水に見舞われ床上浸水や土砂災害も発生しました。
・当山に隣接する複数の山も地崩れし、土砂が境内や墓地に流入しました。
折りしも、寺での葬儀が2件続き「何とか通常通りの式を行いたい」という施主様からの意向を受け、急きょ集まってくれた助っ人5~6名により泥をかき出す作業が始まりました。
ようやく地面が現れ、無事に故人様を参道から見送ることが出来ました。これが、泥かき作業の実質1日目です。
その後。
正式にボランティアの募集をしたところ、FBやインスタの投稿を見て大勢の方が呼びかけに応じてくださいました。
5人が10人になり、10人が20人になり・・・最終日には県内外から100名に上る助っ人が馳せ参じてくれました。
中には、地元高校生や広島から下道で駆けつけてくださった方もあり、小学生の子らも「何かしたい!」とホウキで砂を掃いてくれました。
また、縁のある業者様から善意の水が1トン以上届き「#お寺の給水所」を開設しました。
全国から物資や支援金も届き、ボランティアさんへの水分補給やより必要とされている地区へ輸送したりと大切に使わせていただきました。
(※現在は、断水も解消され物資も充足しております。ありがとうございました。)
断水期間中は、学校が休校になったため再び「#臨時の託児所」を開き、保育のボランティアさんにも常駐していただきました。
加えて、床上浸水に遭われたご家庭にお寺の座敷の畳を差し上げる活動も行いました。
(※先着順につき、対象となる畳の譲渡は締め切りました。あしからずご了承ください。)
未だ、埋没してしまっている霊骨や損傷した墓石が数多くあります。今後は、土砂をかき出す重機中心の作業とお骨を救出するきめ細やかな作業の両輪で進めて参りたく存じます。
各界の叡智からのご助言を賜りながら、大切な方のお骨と生きている人の命を守るべく施策を講じていきたいとと思います。
今後とも物心両面でのご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
いはらこども園評議員
丹羽崇元 拝
★今回の被災状況を、映像にまとめてくださった方があります。遠方にお住いの檀信徒様、親族の皆様にも現状が伝われば幸甚に存じます。
何かご不明な点等ございましたら、一乗寺まで何なりとお問い合わせください。
1、「台風15号 土砂災害に関する報告書 ①」
2、「土砂災害 発生現場(全景図)」
※なおこちらの資料は、PDF形式でダウンロード可能です。ご自由にダウンロードしてください。
9月1日(月)。
未明から、雨が降ったり止んだりしてました
残暑が厳しい日もありますが…
また、ひと雨ごとに秋が近づいてくる気がします。
さて本日も、初めてご参加してくださった女性の方がありました。この方なんと、私が毎週火曜日に出演しているラジオのリスナーさんでした
▼ https://mrn-pal.com/program/morning-pal/
先日も、お寺で定期的に開催している「自力整体」の教室にご来場くださいました。今回は、そのご縁で月例坐禅会にも参加していただきました。
坐禅後の茶話会でご感想を伺うと、
「普段と違う時間を過ごし、心が洗われたような気がしました」といったお声を賜りました。
皆様が帰る頃には、不思議と雨も止み朝靄とともに清らかな空気が境内を包んでおりました。
朝晩の寒暖の差が激しい時節ですので、皆様もお身体に気をつけてお過ごしください
【次回の「月例坐禅会」は、9月15日(木)あさ5時半~/予約不要・参加無料です。】
※足を組むのが困難な方には、イス坐禅をお勧めしております。
8月に入りました。
あさ5時半。
じっと静かに坐っていますと、目覚めた蝉たちが1匹2匹と増えていくのが分かります。
早朝にもかかわらず、じんわり小汗をかくほどに気温が上がっていきました。
ご高齢の方も多く参加されているので、今日はいつもより早く終わりの鐘を鳴らしました。
夏は、暑い。
暑いと汗をかく。
汗をかいたら、ふく。
どれも、当たり前のことですが大切なことです。
汗をかくのは、体温調節のためであり身体を冷やす効果があります。
汗をかいた時に体内の水分とミネラルも排出されるため、水分補給と同時に塩分も摂取しなければなりません。
今年は、6月に前倒しの真夏日があり、その後戻り梅雨になりました。
天候が不安定にると、心身にも影響が出やすくなります。
どうぞ、身体を休めながら
この夏を乗り越えましょう
【次回の「月例坐禅会」は、9月1日(木)あさ5時半~/予約不要・参加無料です。】
※足を組むのが困難な方には、イス坐禅をお勧めしております。
1日早朝、蝉も眠る時間から坐禅堂の扉を開け、参禅者をお待ちしておりますと…
一人また一人と門をくぐってこられ、あっという間に14名の方がお集まりになりました。
その内の御一方は初めて参加してくださった男性で、お仕事前のご多用にもかかわらずご来山されました。
道心に感服いたしますとともに、会場主としても大変励みになる次第です
さて、関東甲信は6月6日から梅雨入りして、本格的な雨の季節を迎えました。
ところが、梅雨入りした6日から月末までの降水量を調べると、平年よりも少ないというデータが報告されています。
気象庁は27日、関東甲信地方と東海地方、九州南部が「梅雨明けした」とみられると発表しました。
いずれも梅雨の期間は過去最短だということで、いわゆる「空梅雨」と言えそうです。
こうなると、すぐにやってくるのが「猛暑」と「ゲリラ豪雨」です。
すでに、6月末の時点で真夏日のような気温を観測しており前倒しで夏が来たようです。
私も体感として昼間は頭が焼けるような日もありますが、、早朝はまだ過ごしやすく静かに坐禅を組みました。
それでも坐禅をはじめた時刻からすると、解散する7時頃の気温はやや上がっているように感じました
坐禅後の茶話会でも、(高齢者の方が多いので)「節電も大事ですが、しんどい時はクーラーを使いましょう。」とお話ししました。
やはり、身体健全が第一です。
修行も、まず身体を万全にして臨むのが肝要であり、ましてや坐禅は苦しむための「苦行」ではありません。
当山では、現在「坐禅中は、マスクを外していただいても結構です。」とご案内しております。
これは身体を整え、呼吸に集中し、より自分の心とじっくり向き合うためです。
呼吸の際は、はじめ口から大きく息を吐いて、次に新しい空気を鼻から吸います。
この深い呼吸を2~3回続けて行い、安定しましたら通常の呼吸に戻します。
人間の身体は、よくできていて「鼻からの呼吸は、脳の冷却作用」の役割もあります。
脳は、約20Wの熱を産生すると言われています。それを毎分5リットルの血流によって放熱されているとされています。
なぜこのような人体機能があるかといえば、脳の温度が40・5℃を超えると、脳を構成するたんぱく質が変異してしまい機能障害を起こす可能性があるからです。
鼻腔の奥には、脳と繋がっている毛細血管がたくさん通っていて、鼻呼吸をして少しでも冷たい空気を通過させることによって、脳を冷やすことができます。
よく『口呼吸してはいけない』と言われるのは、鼻による脳の冷却がうまくできなくなるからです。
今夏も、新型コロナのためにマスクをつけたまま過ごす人が多くなるかと思います。
「マスクをしていると(温かい吐息を再び吸うことになり)、脳の冷却がうまくいかなくなる恐れがある」という事象を少し念頭に置き、
自然の中や人混み以外では、マスクを外して新鮮な空気を取り入れましょう。
深い呼吸のやり方を忘れてしまった方は、ぜひ坐禅をお勧めします
《補足》
・私は、マスク反対!と声をあげているわけではありません。
例年に比べインフルエンザの発症が低下していることなどから、マスクを装着することに一定の効果があると信じております。
・パンツを履くことが常識になっているように、今はマスクをつけることが世の中のルールになっています。
予めルールが提示されている場所で自己主張するのはナンセンスだと思いますので、その場その場の施設のガイドラインに従うことが大切だと思います。
・一方、会場側の責任としてはその「ガイドラインを明確に説明すること」が大事だと考えております。
私共のお寺では、屋外あるいは坐禅(黙とう)の際はマスクを外していただいて構いませんが、法要参列時はマスク着用を奨励しております。
※ただし、神経過敏や身体的に着用が困難な方は、この限りではありません。
・(話は変わりますが)関東は、エスカレーターに乗る際「左側」に立ち右を空け、関西は「右側」に立ち左を空ける、といった地方ルールがあります。
これも、誰かから教わったわけではなく何となく習慣として引き継がれているのが実態だと思います。
何が言いたいのかと申しますと・・・
ガイドラインは、あくまでもガイドですので…明確なルールが存在しない場合は、自分の頭で状況を把握し「考える」ことが肝要だと思います。
関東のエスカレーターに乗った際、たとえ前の人が右側にいても前後の様子や危険性を考慮し是々非々で対応することがベターだと思います。
マスクも「炎天下では外す」ということを、一考してみてはいかがでしょうか。というお話しでした
【次回の「月例坐禅会」は、8月1日(月)あさ5時半~/予約不要・参加無料です。】
※坐禅堂が会場の場合でも、イス坐禅に対応しております。
今朝は、未明からしとしと雨が降っておりました
にもかかわらず、初めて参加してくださった方も含め12名の方にご参加いただきました。(※初参加の方は、去年のお化け屋敷イベントでゾンビ役をやってくれた男性でした)
坐禅後「朝のおつとめ」として、皆さまの無事息災とご先祖様への供養としてお経を唱えます。
その後、お時間のある方は「茶話会(さわかい)」といって本堂でお茶をお勧めいたします。
さて本日ご参加いただいた皆様には、特別な贈り物をいたしました
それは、「参禅要典(さんぜんようてん)」というお経の本です。
この経典は、九州に住む私の従兄弟が送ってくれたオリジナルの経本です。
一乗寺先代住職である父の出身地は、長崎県の鷹島(たかしま)という島です。
現在、この鷹島にある「永光寺」という曹洞宗寺院の副住職が、修行時代の先輩であり、私の従兄弟(父の兄の長子)にあたる浅岡俊孝師です。
師が会長として在籍していた「長崎県北曹青会」様にて、日々の読経や特別な所作・偈文などを丁寧にまとめられた経典が発行されました。(令和元年10月1日初版)
参禅者必携の経本が出版されたという報は、全国曹洞宗青年会の会報誌などで漏れ伝わって参りましたが、、実際に手に取って拝読いたしますと、その綿密さと読みやすさに感服いたしました。
比較的大きな字には全てフリガナがつき、坐禅の際、巡回する直堂(じきどう)の順路を図解で表記するなど、随所に工夫が施されておりました。
茶話会の際には、思わず・・・
「この五十七佛というお経は、仏教を伝えた祖師方の系譜で…」や
「いつも私のみ代表でお唱えしている回向(えこう)というのは、この部分でこういう意味が…」と、本をめくりながら少しだけ講義の時間になりました^^;
経典の素晴らしさもさることながら、
あとがきの一節がまた印象に残りました。
『新時代を迎え、寺院の在り方や求められる青年僧侶の姿も少なからず変化していくことでしょう。その様な中においても私達は仏祖の教えに習い歩んで参ります。(一部抜粋)』
お寺の場所は離れていますが、同じ道を志す青年僧として、これからもご教導のほどよろしくお願いいたします
この場をお借りして、一言御礼を申し上げます。ありがとうございました。
※当該経典は、まだ若干数予備がございますので、本日ご欠席の方・ご興味がある方にはお配りいたします。
※坐禅堂が会場の場合でも、イス坐禅に対応しております。
【次回の「月例坐禅会」は、7月1日(金)あさ5時半~/予約不要・参加無料です。】